NU-Med Initiative

What's NU-Med?

It stands for Nagoya University "Medical".

【目的】

現在の我が国の予防医療・健康増進に対する進歩の速さ、その展開の多様さと広がりに対して、一般市民に対しての施策が十分とはいえない状況にあることに鑑み、名古屋大学医学部附属病院の研究成果を広く一般市民に対して還元し研究施策の実現を促進すること、また周知並びに応用等を強力に押し進めることで、広く国民の予防医療・健康増進に寄与します。

【設立に至るまでの経緯】

平成27年11月9日に名古屋大学医学部附属病院、セントラルクリニックグループ・松柏会で、予防医療・健康増進を目的としたシステムの共同研究開発を開始いたしました。共同研究開発にあたっては、健診データをオープンデータ化することで、健診以外のフィールドにおいても、予防医療のための研究利用に活用し、サービスの展開をはかってまいります。今後は、医療従事者並びにその家族を含む一般市民の方々と手を取り合って先端医療開発を進めたく、特定非営利活動法人として設立するに至りました。

【設立趣旨】

世界で最初に超高齢社会に突入した我が国において、国民の健康は社会における最大の関心事のひとつになっています。そのため、政府は健康・医療戦略の柱のひとつとして「健康寿命の延伸」を掲げるとともに、健康・医療に関わる産業の育成を積極的に押し進めようとしています。こういった社会背景を受け、大学をはじめとするアカデミア関連の名古屋大学医学部附属病院、健診受診者データを取り扱うセントラルクリニックグループにおいても、新しい健康増進を迅速に開発し、国民にいち早く届ける仕組みつくりが喫緊の課題として上がってきました。この課題に取り組むため、私どもは平成27年度から予防医療・健康増進を目的としたシステムの共同研究開発を行い、セントラルクリニックグループがこれまで蓄積してきた健診受診者データを名古屋大学医学部附属病院が解析し、認知症・脳卒中・心筋梗塞などの疾患のリスクのある方を対象とした運動・食事・睡眠・リラクゼーション等の処方プランをもとにした専門性の高い健康増進サービスを実施いたします。今後、ますます重要となる予防医療や平時の健康管理を効果的にサポートする新しいモデルを提供し、各健診センター、クリニックをはじめとする健診受診者を対象に、予防医療・健康増進に役立つサービスの提供を目指します。加えて、ウェアラブル機器とスマートフォンを利用した健康管理サービスの開発提供も、各分野にノウハウや強みを持つ企業や団体と連携をとって進めてまいります。今後も継続的に新規医療技術の創出をしつづけるためには、産官学民間でのより質の高い連携を一層強化することが求められており、法人化を目指すことになりました。この法人化により、社会のニーズに的確に応え、新たな医療技術や医療機器の開発を推進し、もって我が国のみならず人類の健康と平和に貢献するといった基本理念をいち早く患者の下へ届けることができるものと期待しています。